SUGIの米国株投資記録と育児日記

投資初心者の投資記録と育児記録

高配当戦略における複利効果はどのくらいあるのか解説

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複利効果で有名なグラフが下図です。元金100万円で利回り5%とした時の単利と複利の比較です。単利と複利で113万円差となります。これを見て複利ってすごいなと誰もが思うでしょう。「人類最大の発明」だとあの有名な天才も言っています。

これを高配当株式戦略に置き換えたとしたら本当にこのグラフの様な曲線を描くのでしょうか?そんな疑問を私なりに考察してみます。

単利複利比較グラフ

MOを題材に考察

過去10年データ

高配当株の代表格MOを使用して試算していきます。上記に記したグラフは単純に毎年5%の利回りが確約されている場合に適用出来るグラフです。実際にこんな上手く資産推移するの?という疑問を解明します。MO過去株価

 上記は2018年~過去10年間の株価推移と配当をまとめたものです。この10年間の平均を使用して2019年にMOの株を100万円分買ったとした場合に今後10年間でどう複利効果が働くのかシミュレーションします。

今後10年間のシミュレーション

《前提条件》

  1. 元本は100万円
  2. 追加資金は無しで配当のみ再投資
  3. 再投資は年末に1回行う
  4. 購入株の小数点は切り捨て、その分を繰越金として翌年に持ち越す
  5. 為替の変動は無し(1$=110円換算)
  6. 買付手数料は考慮しません

MO10年シミュレーション

結果が上記の表となります。10年間で資産が約3倍となりました。配当金再投資により保有株式数が年々増加し、増配の恩恵も受け再投資に回せる資金が飛躍的に増加します。

MO10年シミュレーショングラフ

グラフも最初に提示したグラフと同じ様な曲線を描いています。という事は配当再投資する事で複利効果が得られる事を証明出来ました。

配当を再投資しない場合との比較グラフが下記となります。

MO複利単利シミュレーショングラフ

10年間運用した場合の差は見ての通りかなり大きくなります。高配当戦略によって試算を増大させていく為には配当再投資が不可欠であるという事が理解出来るのではないでしょうか。

まとめ

今回は過去10年の平均値を用いてシミュレーションしたものであり、実際には株価が右肩上がりで推移する保証もありませんし、配当も一定の割合で増配する事もないと思います。もしかすると減配する事だってあるかもしれません。更に言うと損する事もありえます。

2018年の始めにMOの株を買っていたとしたら年末にかけて大暴落していますし、購入時期によっては結果が大きく変わってくる事も想定できると思います。

ですが、米国経済がこれからも成長を続けていくという前提で話をするならば長期保有+配当再投資+(追加投資)をしていく事で理論上、資産が雪だるま式に増えていくことは定量的に示せたと思います。

今日のニュースでは金融庁が年金制度の破綻とも受け取れる発言をしています。給付水準の維持が困難である為、国民に対して自助の呼び掛けをしています。今の40代未満の人達は年金だけで老後を過ごすのは無理という事です。株式投資が最良ではないかもしれませんが、貯蓄だけでなく、老後に向けた資産運用を本気で考えないといけない時がもう来ているのです。人類最大の発明を使い、来たる暗黒時代に備えるのも一つの方法です。