SUGIの米国株投資記録と育児日記

投資初心者の投資記録と育児記録

学資保険の代替としてドル建て保険はありか?

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どうも、巷で噂のドル建て保険に加入している情弱投資家です。悪い意味で話題になってるみたいです。世の皆様への注意喚起も含め、見直しを兼ねて解約するのか、継続するのかを計算しながら検討していきたいと思います。

何で保険加入したのか

この保険に入ったのが約2年前です。子供が産まれるからという事で学資保険に入りたいという妻に連れられ「ほけんの◯口」に行ったのがきっかけでした。

その頃は投資の「と」の字も知らない金融リテラシーゼロの貯金万歳人間だった訳ですが、郵貯などの学資保険は元本割れする可能性があるとかなんとか色々説明を受けまして、あれよあれよという間にメットライフ生命のドル建て終身保険10年払込「ドルスマート」に加入しました。

今となっては何が決め手でこの保険に加入したのか覚えていないですが、貯蓄性と資産運用を兼ねるには最適な商品です的な話だった気がします。

改めて感じますが無知は罪ですね。

この保険ですが、積立利率の最低保障が年3%とパンフレットには謳われています。

契約内容確認

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毎月の保険料$343(支払いは円払い)。為替レートの決定は毎月13日のUFJ銀行のTTM+50銭が適用されます。

てか毎月払いすぎですよね。

積立金額と解約返戻金、返戻率の関係が下記です。

ドル建て保険解約返戻金推移表

10年で払込完了して、11年目に解約したとすると何故か利率3%の時は元本割れしてます。元本を上回るのは12年目以降です。

また11年目と12年目で受け取れる金額を比較すると1.022倍となっており、実際は2.2%しか利率ありません。残り0.8%はどこ消えたんですか??これが噂の手数料なんでしょうか。

また2年払込完了時点での返戻率が45.5%です。約90万払って戻ってくるのが40万程。中々受け入れがたいです。

上記表のシミュレーションの利率については暫定の値で計算されたものなので、2017年8月〜2019年5月までの積立利率実績値を調べてみました。

メットライフ生命ドル建て保険積立利率実績

控えめに言ってゴミですね。3.5%にも遠く及びません。4%なんて夢物語でした。

現時点までの平均値が3.24%なので、経費(?)を差し引くと推察される利率は2.44%となります。更に言うとこの利率が適用されるのは11年目以降からです。1〜10年目までは増えるどころか減ります。

10年間積み立て続けて、増え始めるのが11年目以降。そして利率は2.44%。考え方によっては貯蓄性と資産運用の特性は持ち合わせているのかもしれませんが、今改めて考えてみると時間効率、手数料分の損失、毎月保険料を払うことによる投資機会の損失を加味すると加入すべきではない商品でした。かなり後悔しています。

加入している情弱の分際でこんな事言うのはおこがましいですが、資産運用を目的とするならばこの保険は時間とお金の無駄です。

誤解ないように伝えておくと長期(20年とか25年とか)で保有していれば為替の影響が多少あったとしても、損はせずに増やしていく事は可能です。増えるスピードと利率が良くないというだけです。それでも銀行預金と比べるとかなりマシな部類ではあるんじゃないでしょうか。

ただ私の場合は学資保険の代替として加入している訳ですから、子供が大学入学するまで後16年と考えると、やっと元本を上回り始めたとこで切り崩していかないといけないので、効率のよいものではないなと感じてしまいます。

以上の事から、学資保険の代替えとして「ドル建て保険」に加入するのはオススメできません!勧められたからと安易に加入するのは避けましょう。ドル建て保険に入るくらいならVOOやVTIに積立投資していくのが一番良いと思います。

$343をインデックス投資で運用する場合

毎月$343を積立でインデックス投資をしたと仮定した時を試算してみます。ドル建て保険との比較をする為に年平均リターンを3%とします。

インデックス投資15年シミュレーション

年利3%インデックス投資シミュレーション結果

15年後のリターン込み資産が$56,342となりました。かなり控えめに利回り3%としてこの結果です。VOO(S&P500連動ETF)の設定来の平均利回りが約14.7%です。今後も同じ推移をするわけではないですが、高確率で3%は超えるんじゃないでしょうか。

この結果から言える事は保険に貯蓄性・資産運用を求める事自体がそもそも間違っているという事でしょう。

ドル建て保険との比較

ドル建て保険×インデックス投資比較

15年経過時点での比較では約$12,000差が出ています。1$=110円として円換算すると約132万円の差です。今回は15年で区切ってますが、長期になればなるほど差は広がっていきます。

ただしドル建て保険にもメリットはあります。長期で保有すれば元本を割ることはないからです。為替の影響は当然受けますが、それはETFも同じですし、米国株も同様です。

まとめ

  • 掛け金を減らして保有を続ける
  • 即解約する(損失分は諦める)

上記2つが考えられる対策かなと思います。

掛け金をどこまで減らせるのかは問い合わせてみないと分かりませんが、損もしたくない、毎月の支払額も減らしたいという場合には有効な手段だと思います。

ドル建て保険に加入している方でもとるべき対策の選択肢は一つではありません。メットライフ生命のQ&Aには減額、特約解約についてはコールセンターに問い合わせる事と記載ありますので、一度見直しを兼ねて各保険会社に問い合わせしてみると良いでしょう。

私はいま解約して損するのが嫌というか悲しいので、何とか毎月の支払額を減らして浮いたお金でETFや米国株を購入し自分で資産運用していきたいと思います。皆様もどうぞお気をつけ下さい。